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大手工務店の塗装見積もりが高かった
本件のお客様は当初、このビルを建設した大手の工務店に塗装の相談をされたそうです。
しかし下見もしてもらえず、見積もりももらえず、手持ちの現金での支払いが無理ならローンを利用したい旨を伝えても、返事がなかったそうです。
やっと提出された見積もりは「高すぎ・・」と感じたと仰られていました。
大手工務店の見積もりが高い理由
お客様は、5階建てのビル一棟を全部塗装するとなると、それなりの金額がかかることは覚悟していたそうですが、手持ちの現金では支払える金額ではなかったと、お困りでした。
そんな中、ふと近所を見回すと「外壁塗装」という弊社の看板が目に入り、ご連絡を頂きました。
今までの経緯をお聞きしたあと、お客様からこんな質問が・・
今までの経験から、そうお話いたしました。
現地調査
やはりご近所のお客様ですから、見積もりを提出する上で重要な外壁を拝見する作業はスムーズに終了。
その上でお客様がメモに書きとめていた不安点や心配ごとを弊社事務所でお話し頂き、弊社スタッフと一つ一つ解決していきます。
お客様はローンの利用も視野に入れていたそうなので、弊社のローンの話をいたしました。
一般住宅の外壁塗装を行うとなると、40万円~60万円の費用がかかりますし、今回のようにビル一棟を全部塗装するとなると、かなりの金額がかかります。
そこで、弊社では塗装ローンとして、分割60回ローンを説明させて頂きました。
20%も安い塗装見積書の提出
見積もり書が出来上がり、さっそく、お客様宅に見積もりをお持ちしました。
やはり、塗装現場が近いと、移動にかかる時間が無いに等しく、経費を抑えて、朝1番から日没までたっぷり仕事ができるので工期を短縮でき、安心価格を提案できたと思っております。
この金額なら、ローンは使用せずとも、手持ちの資金の範囲で収まるご様子でしたので、弊社にご用命下さりました。
弊社の提出した金額は大手工務店よりも20%も安いそうです。
塗装・工事内要 | 費用 |
架設足場 飛散防止・養生シート含む |
約73万円 |
目地打ち直し1288m 下地処理・下塗り・仕上げを含む |
約125万円 |
外壁塗装工事 塗装面積500㎡ 下地処理・高圧洗浄・塗装3回塗り 水性シリコン使用 |
約104万円 |
その他塗装工事 階段塗装・鉄部塗装など |
約10万円 |
最終契約金額 | 320万円(税込み) |
地域密着と直接施工の強み
お客様から「なんでこの金額で塗装できるの?」と質問されたので、近場の塗装会社を利用する利点をご説明いたしました。
1)近くにあるからすぐに伺い、何度でも話を聞くことができます。
2)お客様のご要望に素早く対応できます。
3)移動にかかる時間や無駄な経費を抑えることができます。
4)経費を抑えてお客様に安心価格を提案できます。
5)移動時間がないので朝1番から日没までたっぷり仕事ができ工期の短縮が可能です。
さらに、弊社に限らず、零細の塗装屋は直接施工にこだわるところが多いですから、塗装の品質もさることながら、責任をもってキッチリ仕上げますよ。とお答えいたしました。
お客様からするどい質問
「お宅とうちのビルはすぐ近くだから良かったけど、もしこのビルが港北区のはずれや川崎市にあったなら、この見積もり書どおりの値段でやってくれましたか?」というご質問を受けました。
とご返事を差し上げたら、お客様は笑っておられました。
足場を架けたら心配事を解決するチャンス
塗装にとりかかり数日経過。お客様から2点のご要望を賜りました。
新築時より10年以上経過しているので、雨樋、塩ビ管が劣化しているかもしれない、というご心配を口にされたので、再度点検いたしました。
夏にエアコンを5階の自宅部分に買い増しする予定なので、足場のあるうちにエアコン用ホースの穴あけと、この穴を通すホースを、窓サッシから手が届く範囲で穴あけをお願いしたい旨の依頼がありました。
足場がかかっている機会に、普段は手の届かない場所や、目視できない箇所の点検・補修を行うことは、お家のメンテナンスとしては重要ですね。
追加を出さない塗装見積もり
お客様がこのビルを建てた当時、後から追加・追加で予定の資金がかなりオーバーして大変だった旨をお話されたので、「弊社では、よほどのことが無い限り見積もり金額以上に料金は発生しない」旨を申し上げました。
弊社では塗装金額や見積もりを作成する場合、以下に注意を払います。
1)下見をしっかり行う
2)補修作業や大工仕事が入る場合は協力会社の意見を聞く
3)塗装金額の標準化
一般的な住宅の塗り替えの費用は、建物の形状や、築年数、壁材の種類、足場の組みやすさなどによって変わるため「いくらになります」と言い切ることは困難ですが、今回ように近所のお客様で、四角形のビルならば、塗装面積の算出は比較的容易です。
弊社では、今までの塗装実績から「建坪」と「塗装面積」の関係が標準化され、塗装材料ごとの料金を算出できるので、ホームページを参考にして頂くと、一層分かりやすいと思います。